在りし日の あんチクショウ。
今は天国にいる
相棒との「 ツーショット。」
何故か写真を撮られる事を
とても嫌うヤッコだったので
二人で写っている写真は
この一枚のみ。
俺はアヤツが写真嫌いなのを
解っていたから。
誰かに「 撮ってくれ。」
と 頼んだ記憶は無い
おそらく。
仲間のうちの誰かが
気を利かせて撮ってくれたんだろう
今となっては
とても ありがたい事 。
この世を去った者が
一番寂しがる事があるとしたら
月日が経過すると ともに
風化していき
皆の記憶から消えてしまう事。
と 個人的には考える
だけど。
アヤツに。
その心配は。「 無用のモノ。」
昔の仲間が集まる時。
誰からともなく
すぐに。アヤツの話題になる。
「 信じらんねえ位。モテたよな 女に 」
「 バカみてえに 食い散らかしてたよな 」
「 そんでも誰にも憎まれねえのな。」
「 身内関連の女には絶対手出しねえのな」
「 そこの先引き。秀逸だったよね。」
「 1000人斬り。あった可能性あるね。」
「 ある。 全然ある。」
「 顔良くてギャグセン鬼高ってずるい。」
「 二物与えんなよなぁ 天は。」
「 毎日。人 笑かす。って凄いよな。」
「 余裕があったんだろ。心に 」
本当に。
男にも女にも
好かれるヤツだった。
毎日
会った瞬間から笑わせに来て
終始 おちゃらけて。
本当は。
悩みとかも普通にある
普通の若者なのに。
人に弱みとか見せたくなくて
そのうえ尋常じゃなく照れ屋だから
掴みどころの無い女好きを演じてる。
そんなところもあったんじゃねえかな
当時。俺は 19歳くらい
アヤツは少し年上の22~3歳
お互いを「 さん付け 」で呼び合う
奇妙な間柄だった
~~~~~~~~memories~~~~~~~~
さあて。HISAさん。
何処行っちゃうよ? 今夜わ
渋谷でナンパしようか?
渋谷ギャルと一戦交えたい キ・ブ・ン ♪
キ・ブ・ン ♪ ジャナイノヨ
アナタ ほんっとに 好きダネェ・・・
「 好きぇえぇぇぇ~~~~」
好キェェエェェェ~~~~~
ジャネエワ。
アナタ。どんだけ女いきゃあ気が済むノヨ?
HISAさん 。
意外とリリースしがちだよねえ・・・
もったいない。
オレ アナタと違って
B専 チガウノヨ!
お解りイィ!!??
ふはは!!
あのね。HISAさん
B 。も意外と良いのよ
ただの綺麗な女の子には無い
超絶テク持ってたりすんのよ・・!
「 そ! そうするんんんんん!!!!」
みたいな ♪
フ! フハハハハハハ!!!
アノサア。 アナタ!
可愛い子 イキ過ぎちゃって!
訳ワカンナクなっちゃってんノヨ!
最近 ヤバイもん!
B 。への加速ガ!
あれ・・ そうですかねえ・・?
迷路。迷い込んでる? あたし?
迷い込んデル!
深カァァ~~~~イ 所に!
じゃあ。HISAさん さ。
俺が ほんっとに深いとこ迷い込んで
戻ってこれなくなりそうな時は
連れ戻しに来てよん ♪
イイヨ。 了解
任せトイテ。
オ~~モッキシ腕掴んで
ソッチ行くなァ! ツッテ
連れ戻すヨ ♪
・・・ねえ。 HISAさん さあ
ちょっとした提案・・ というか・・
なんつったら良いんだろ・・・
ちょっと・・ 聞いてくれる?
「 YES !! ナンデモ。ドウゾ。」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
彼の提案のおおまかな内容としては
ふたりで。
「 ある事に 挑戦してみないか。」
といった趣旨の内容だった
あまりに 突拍子もなく
荒唐無稽で
思いもよらない提案に。
また。いつもの冗談が始まった。と思い
お互い。
このあと いろんな場所で
いろんな人間と出会って
いろんな経験をして。
それでも挑戦してみたい。
と 思うようなら。
その時また考えればいいんじゃない?
ぐらいに返したような記憶
いつも おちゃらけ顔の相棒が。
コンマ何秒か。 一瞬
寂しそうな表情を見せた気がした
荒唐無稽な事柄に。
チャレンジするのが怖い訳でも無く。
それを成す過程の相棒が
彼では不足している。
といった 感情は1ミリも無く
「 組むのであれば。こいつ。」
と言いきれた
怖い。と思う点を
敢えて探せ。と言われたら
それがうまく行かなかった時。
相棒との「 仲。」が
失われてしまう事。
怖いと言えばそれくらいだった。
それに。
まだ10代だった自分は。
彼との時間 。
これから経験する人生の旅路は
およそ無限。くらいに思っていた
焦る必要はない。と
現実は。それとは違ってしまった
・・・ネエ。
あん時の。 アレ。 サ
冗談ダッタノ?
それとも。まさか本気で言ってたの ?
問い掛けは 叶わぬモノとなった
オレは
人に しつこくするタイプでは無い
ダガ。
アヤツには しつこくつきまとってヤロウ。
と。 オモウ
「 HISAさん。 うざいわ。」
思われようと。 上等ダワ
オレと アヤツは。
必ず来世でもツルむ事となる。
謎の確固たる確信がある。
強力な縁があると信じる。
お互い。また少し違う年代に生まれ
別々の地域で
お互い 長男として
別々の幼少期を過ごし
人生で一番の青春の時期に
必然的に遭遇する。
来世で また。
突拍子もない提案を受けた時には
一回で 答えてあげなければイケネエナ
フハハハ!!
ナニソレ!?
冗談ダロ?
ェ? ひょっとして 本気?
「 もし。本気で言ってんナラ。」
ヤッテミヨウカ?
面白ソウジャン
もし失敗してダメでもイイジャン
「 そん時は。ふたりで笑おうや。」
アヤツ 。
バーボンだのウイスキーだの好んでたナ
今日の帰り
FOUR ROSES か
WILD TURKEY あたりでも
買って帰ンベエカ 。
コーラで割って。
レモン。 ブシューっと絞って
「 ォイ。コラ。一緒に9周年 祝えヤ。」
つって。 ネ
ヨカッタラ ドーゾ
本物の稲葉サンのヤツと迷ったガ
動画冒頭のARIZONA的な風景にヤラレテ
コレにしてミタ
ありがとう。マロディとやら。
エーーー あと。
明日 水曜日ワ
イースターブルーお休みイタダキマス
ヨロシクネ
ジャマタ