ウォレット。 [ sample ]

ウォレット。 [ sample ]

    easter blue オリジナル、

   ロング ウォレットのサンプル 。

  少しずつブログに掲載していきます 。

  今回、少々長めの商品説明文となりますが、

恐縮ですが、よく読んでいただければ幸いです。

        制作打ち合わせ時、

「 過去最高難度。」 と言われた「 箔押しデザイン 」。

      お手間をおかけしました 。

 私のほうで、何十回とデザインの線幅等を修正し、

 
 職人の方には何十回と、プレスの作業にトライしていただきました。

    秀逸な捺印を求め、辿り着いたのは、

   「 高温 短時間 高圧力 でのプレス。」

          奥が深い 。

   ちなみに、ウォレット表革に使用したのは、

 国内産 キップ。( 仔牛の革 ) という種類のレザー 。

  使用によるキズに強く、全体に均一に広がる美しいシボ、

   適度なしなやかさと、適度なハリが特徴です 。

 私も色々 試してみましたが、本当に傷に強いレザーです。

     また、一枚の革のなかでも、

  質の悪い部分に当たってしまう可能性のある、

     「 首部分、腹部、足部分 」

  上記の部分は使用せずに制作しております。

革の取り都合優先の大量生産体制で作られた物とは 一線を画す拘り。

 革の良い部分を安定供給することを優先しています。

   そして、ブラウンカラーのキップレザーに対し、

  ステッチ糸のカラーは「 オレンジ 」を採用しました。

      程良いアクセントカラーにより、

   ウォレット全体が引き締まる印象を受けます。

   ステッチ工程に関しての こだわりポイントは、

    「 太過ぎない糸・広過ぎない 糸ピッチ。」

 このステッチ感が、全体にエレガントな印象を与えます。

       続いて、こちらの画像です 。

    ファスナーの引手部分は、既製品を排除し、

    オリジナルのレザーパーツを使用しています 。

   このひと手間で、高級感がより一層高まります。

   本来、ベースとなる革のみで作るのが一般的ですが、

    引き手はとても付加のかかる箇所なので、

 ベースとなる革の裏にナイロン製の伸び止めテープを貼り、

更にベースと同じ革を極薄に漉いたものを貼り合わせてあります。

   こうする事でとても丈夫に仕上がるのです。

  

   さらに、「 トコ面 」( コバ磨き )に関して、

  コバとは、革と革が縫い合わさるヘリ部分のこと。

  
    非常にシビアでデリケートな部分で、

コバの処理にこそ職人の腕・技術・こだわりなどが見えてくるのです。

言い方を変えれば、「コバを見ればその財布のクオリティが分かる。」

     と言っても過言ではありません。

    私がこちらのサンプルを手にした瞬間に、

       一番驚いたのは、この

「 コバ磨き、トコ面の美しい仕上がりと、触れたときの感触。」

その硬度、なめらかさは、プラスチックかと思う程の仕上がり。

    過去、いろいろと触れてきた、どの物とも、

  比較にならない程、こだわりを感じる コバ処理です。

       私流の表現で言うと、

  「 気合いと 気迫を感じる モノ作り。」

       という印象ですね。

   他にも、こだわりポイントがまだまだありますが、

   一度では書ききれないので、本日はこのあたりで。

サンプルは、店頭にて手に取って ご覧いただけます。( ちゃんと仰っていただければ。)

   ちゃんと仰っていただけないと、せっかくご来店いただいても、

     ご説明等 出来ませんので、頑張って 仰ってください 。

       ワタクシ。

ちゃんとした方には、噛み付きも、怒りもしませんので 。

      ソーデナイ方には

  私も ソーデナイ 。 かもしれませんが

        ただ

     ソレダケのコト 。

  遠方からはるばる いらっしゃる方

     肩のチカラ抜いて

    楽しくイキマショウ 。

 それでは「 sample 続編 」をオタノシミニ 。

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